製本職人
せいほんしょくにん / Bookbinder
紙の束を、綴じて背を貼って一冊の本に仕立てる。
- 珍しさ
- 全国で数百人規模
- 知られ方
- 名前としては知られていない
別名: 製本家 / 本の装幀
知られていないこと
本の背は「開いても割れない」ように作る。背の厚みと糊の量、糸の綴じ方が微妙に違うだけで、本を開いたときの開きやすさが変わる。
どんな仕事か
紙を綴じて本の形にする職。本文を糸や糊で綴じ、背に布を貼り、表紙を付ける。年収はハローワークの製本求人で月給19〜30万円・賞与年2回が中心帯で、年収例は325〜580万円と幅がある。手製本の工房では一冊ずつの受注生産になり、古書修理や作家の装丁など少量生産が中心。機械製本のラインでは夜勤や繁忙期の休出もある。紙の本の需要は減っても、修理と美術製本の担い手は希少である。
朝に工房へ出勤し、当日の製本予定と材料を確認する。断裁・折り・丁合・綴じ・背固めと工程を進め、合間に糊の乾き具合を見る。夕方に仕上がりを検品し、納期に合わせて梱包する。修理品は元の綴じ構造の調査から始める。
どうやってなるか
製本会社や製本工房に就職し、綴じと表紙の技術を現場で学ぶのが一般的で、経験不問の求人も多い。美術系の製本教室や職業訓練校で基礎を学ぶ道もある。機械オペレーターはフォークリフトなどの資格があると有利。
ここから辿れる仕事
タグの重なりから自動で導き出した、隣にある仕事。 方向が同じものは、同じ角度でつながっています。
丸をおすと、その仕事が中心になります。 線の上の言葉が、つながっている理由です。
- 組紐職人
何十本もの絹糸を、台の上で決まった順に組み続ける。
✋ 動作業界は違うが、どちらも〈縫う・編む〉〈糸と布〉という共通点がある。
- 活版印刷職人同じ現場にいる
文章を、金属の活字を一本ずつ拾って組み立てる。
🧱 扱うもの業界は違うが、どちらも〈紙〉〈手の細かさ〉という共通点がある。
- 馬具職人
馬の背に合うよう、革を削って曲げて作る。
✋ 動作業界は違うが、どちらも〈縫う・編む〉〈糸と布〉という共通点がある。
- 靴職人
足の形は人ごとに違うから、靴は型から作る。
✋ 動作業界は違うが、どちらも〈縫う・編む〉〈糸と布〉という共通点がある。
- かつら師
頭の形を写し取った金具に、髪を一本ずつ植える。
✋ 動作業界は違うが、どちらも〈縫う・編む〉〈糸と布〉という共通点がある。
- 表具師似て非なる
紙と糊だけで、書画を掛軸や襖に仕立てる。
🧱 扱うものどちらも〈糸と布〉〈紙〉という共通点がある。
- 畳職人
部屋の方が歪んでいる前提で、畳の方を合わせて作る。
✋ 動作業界は違うが、どちらも〈縫う・編む〉〈糸と布〉という共通点がある。
- 漫画家アシスタント
原作者の頭の中の絵を、締切に合わせて描き起こす。
🧱 扱うもの業界は違うが、どちらも〈紙〉〈手の細かさ〉という共通点がある。
- 銀細工職人
銀の柔らかさを、たたいて磨いて器に変える。
👃 感覚業界は違うが、どちらも〈手の細かさ〉〈色を見分ける〉という共通点がある。
- 古文書修復士
虫食いの紙を、新しい紙で裏から補って元に戻す。
🧱 扱うものどちらも〈紙〉〈手の細かさ〉という共通点がある。
- 遺影画家
その人が生きた顔を、写真では足りない分まで描き出す。
🧱 扱うもの業界は違うが、どちらも〈紙〉〈手の細かさ〉という共通点がある。
- 時計職人
歯車の数ミクロンの隙間を、顕微鏡越しに整える。
👃 感覚業界は違うが、どちらも〈手の細かさ〉〈弟子入りして覚える〉という共通点がある。
- 和紙職人素材・道具を供給する
冷たい水の中で簀桁を揺すり、繊維を絡ませる。
🧱 扱うもの業界は違うが、どちらも〈紙〉〈弟子入りして覚える〉という共通点がある。
- 編集者現代版・後継
作者の原稿を、読者に届くかたちにまで引き上げる。
🧱 扱うもの紙の束を本に仕立てていた製本職人の役割の一部は、本の形を企画してまとめる編集者の仕事に引き継がれている.
この仕事を作っている要素
参考にしたもの
最終更新: 2026-09-04
🎓 この仕事の資格・試験を調べる
資格カタログ(shikaku.antonbase.com)で、この仕事に活きる資格の 難易度・合格率・勉強法を調べられます。
資格カタログ「ライフスタイル」で調べる →